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第十二章・24
「蜂の針で、刺してもいい?」
「なんて大きな蜂だ。刺されると、大変なことになりそうだな」
二人、笑いながら体を重ねた。
挿入ってゆく、ルドーニの太い針。
体内深く沈んでゆくたび、ヴァフィラは切ない声をあげて腰を揺すった。
刺し貫いて、その内の感触を味わっていると、ヴァフィラの内壁が激しく蠕動した。
ルドーニを押し戻すかのように、きつく締めあげてくる。
「突いてくれ、早く……」
本当に、今夜のヴァフィラは積極的だ。
急かされるまま、腰をやった。
勢いよく後ろに引き、激しく叩きつけるとヴァフィラの体は大きく揺れた。
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