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第十三章・6
大きな波が来た。
「あッ! あぁ、ナッカ。ッく、あぁ。イキそう……だ……ッ」
ああ、ディフェル。こんなHぃコト素直に言ってくれるなんて、今夜のお前は何てステキなんだろう!
「一緒にッ、一緒にイケそう……ッ!?」
返事が無い。
はぁはぁと、荒い息を吐き背を反らし、後れ毛の張り付いた首筋を伸ばして睫毛を震わせているディフェルの何とそそる事か!
「あ、やべッ! あ、あぁ、あー!」
ナッカは慌てて自分の根元を抑えたが、彼の精は止まらなかった。
勢いよく、愛する人の体内へと飛び込んで行ってしまった。
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