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第十四章・19

 ルドーニは新しい軟膏をたっぷり手に取ると、自分のものに塗りたくった。 「体位は? どうして欲しい?」 「顔を……見たい」  正常位でヴァフィラの脚を大きく開き、ルドーニは彼の顔色を窺った。  まだご機嫌が治らないのか、それとも恥ずかしいのか。  ヴァフィラは顔を背け、さらに腕で隠している。  ただ、その隙間から、彼もまたルドーニを窺っている様子が見てとれた。 「嫌じゃないよな?」 「早く……済ませろ……」 「OK♪」  いつもの勝気な態度に一つ安心すると、ルドーニはヴァフィラの内へと挿入っていった。 

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