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第十四章・22

 張り切って、さらに腰を穿つルドーニに、ヴァフィラはただ腕を伸ばす。  その手を取りベッドに縫い付け前かがみになると、さらに深くルドーニはヴァフィラの奥へと進んだ。 「あ、あぁッ! はぁ、あぁ、あぁあッ!」 「すごく具合がいいぜ、ヴァフィラ」  内の具合がいい、と言ったつもりだった。  いつもより締まる後膣はルドーニを責めたて、柔らかな内壁は包み込むように温かだ。  だがしかし。 「本当、か? 具合が……ッ、悪くは、ないんだ、なッ?」  揺さぶられながら、ヴァフィラはこんな事を返してきた。  その言葉に、ルドーニはようやく思い当たった。

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