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第十五章・8

「ヴァフィラ……」  指で髪を梳き、形の良い頭を支えながら熱いキスをした。 「!」  慌ててもがき出すヴァフィラだったが、ルドーニは構わず舌を彼の内へと忍び込ませた。  柔らかなヴァフィラの咥内を、じっくり味わおうとした途端。 「痛ッてぇ!」  思いきり、舌を噛まれてしまった! 「やめろ、ルドーニ!」 「今更やめられっかよ」  ヴァフィラの手首を掴み、ルドーニはひたすらキスを続けた。  舌を入れると噛まれてしまうので、唇を食んで舐め沿った。

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