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第十六章・41
「ん、ぁん。ふっ、ぅ。あぁ……」
愛しいヴァフィラを散々啼かせ、その声を耳に沁み込ませた。
唇はその体の中心にまで伸び、分身を咥え込んだ。
扱き、舌先で先端をえぐる。
そうしながら、指は後膣を探っている。
熱い息を吐き、切ない喘ぎを漏らしながら、ヴァフィラは身をよじった。
いつもより積極的なのは、ルドーニも同じだ。
あまり行わない口淫を、ためらいもなく施してくる。
溢れ出た体液も、迷うことなく啜ってくる。
「んッ、あ。だめ……ルドーニ、出そう……だ……」
ヴァフィラの訴えに、ルドーニは唇の代わりに分厚い掌を当ててきた。
静かにさすり、ヴァフィラを絶頂へといざなってくる。
「あ、あぁあッ!」
たちまちのうちに昇りつめ、ヴァフィラの白い蜜がルドーニの掌の中にもたらされた。
そっと後膣に撫でつけられ、ルドーニの硬いものがあてがわれてくる。
腕はヴァフィラの体をしっかりと抱きよせ、ぐちぐちと挿れてくる。
ヴァフィラを抱く腕に力が込められるたび、深く深く内へと挿入ってくる。
「あ、あぁ、あぁああ」
細く切なく啼きながら、ヴァフィラはルドーニを受け入れた。
腕は彼の首に回し、同じようにしっかりと抱きよせた。
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