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第十七章・13
(尻と胸を弄られたくらいで……ッ!)
だが、泡立つ悦楽は、やがて大きな波になってヴァフィラを何度も何度も襲ってきた。
そしてルドーニの指が、強く乳嘴をつまんで来たのだ。
「……ッ!」
唇で強く吸われた時の刺激に似たそれは、ヴァフィラを一気に駆け上がらせた。
「ああぁ!」
弾けるその時、ルドーニの大きな掌がヴァフィラの前に沿わされた。
「……いっぱい出たなぁ」
「ば、バカッ!」
くちゅん、くちゅんと音を立てて、ルドーニの手のひらはヴァフィラの性器を弄ぶ。
ヴァフィラは背を反らせ、新たな快感の泡立ちから逃れようとした。
「いいな。また硬くなってきた」
「もぅ……、ヤだ……」
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