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第十七章・19

「ヴァフィラ、俺の事、好き?」 「な、何を……ッ」  腰を抉り、汗を飛ばし、体液にまみれながらルドーニは、突拍子も無い事を尋ねてくる。 「いい、からッ! 俺の事、好きッ?」 「そ、んな。あぁッ! ッあ! ぅああ!」  ルドーニの先端はヴァフィラの前立腺をたっぷりと擦り上げ、もう一度果ててしまえといざなってくる。 「俺の事、好き、だよ、ね! ヴァフィラ!」 「ぅんッ! んッ、ん! んぁああ!」  ヴァフィラが再び達した時、ルドーニもまた彼の名を呼びながら絶頂を迎えていた。  熱い精液が、ヴァフィラの内へと迸る。  液の圧で内壁に刺激を受けるのか、ヴァフィラは瞼を閉じて何かを耐えるような表情をしている。

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