「ちょ……、ぁ、ぁあ」 　もっと、もっと、と奥を突き上げてしまう。 　途中にある盛り上がる前立腺をカリ首で抉り潰し、奥を穿つ。 「ひぅ……、ゃ………ぁあっ」 　―― びしゃっ 　跳ねたのは無色透明の液体だ。 　溢れたそれは、さらさらと彼の腹を汚す。 「ぁっ、……ぁ、………、く、…ゃっ」 　一度、吹き出してしまったそれは、前立腺を潰す度にびしゃびしゃと撒き散らされる。 　中が痙攣し、搾り取ろうとするように煽動する。 　潮吹き………。 　オレに穿たれながらも、彼は恥ずかしさの余り、真っ赤な顔を両腕で隠した。 　腕の隙間から、絶え間ない喘ぎが漏れる。 　恥ずかしそうに、隠す顔も。 　堪えきれずに、零れる音も。 　あまりにもエロいその姿に、一気に射精感が高まった。 「ごめ………、で、る…っ」 　奥の奥まで押し込み、衝動のままに解き放つ。 　薄いゴムが、それを受け止めた。 　少しずつ硬さを失うそれを、ずるるっと彼の中から引き抜く。 「ふ、……ん、…」 　鼻から抜ける音に、瞳を向ければ、彼のペニスは涎を垂らし、張り詰めたままだ。 　……オレだけ気持ちよくなって、どうすんだよ。 　そもそも、モデル料として、彼の欲求を解消するのが目的だろうが…。 　自分のアホさに溜め息を吐く。 　たっぷりと精液を溜めたゴムを外し、口を縛って、ゴミ箱へと捨てた。 　未だに勃ち上がったまま、ひくひくと震えている彼のペニスに手を伸ばした。 「待……っ、な…っ」 　きゅっと握れば、彼は慌てた声を上げた。 「モデル料なのに、俺だけ気持ち良くなってもダメでしょ？ あんたがイかないと意味なくない？」 　ゆるゆると濡れたそれを扱きながら、首を傾げた。 「ふざっ……けん…、んっ。知って……、だろっ」 　逃げようとする腰を腕に抱き込み、引き寄せた。