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第24話
「じゃあ、いくか」
「だめッ」
咄嗟に逃げようとした泉の腰を抱き、佐野は仰向けに組み敷いた。
あっという間にその両脚を広げ、下から上へ揉み上げるように白い双丘を撫でまわす。
「ダメじゃねえだろ。これからなんだからよ」
なぁ、と佐野は、黒崎に笑顔を見せる。
双丘の谷間の薄赤い襞を指先でなぞり、黒崎にも見えるよう押し広げる。
「やめて、変態!」
「ローションねえから、コレな」
いつのまにか、佐野の手にはオリーブオイルが。
黒崎のキッチンから持ち込んだオリーブオイルが泉の内にとろりと流し込まれ、すぐに佐野の指が捻じ込まれてきた。
オイルで滑る太い指が、奥へ奥へと挿入ってゆく。
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