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第12話

 二人のやり取りに、天佑は思わずよろりと身を起こした。    まさか。  まさか、浩宇も魔闘士になるための修業を!? 「それはいけません、師父。浩宇に、こんな辛い思いなどさせられません!」  ほ、と師父は眼を丸くした。 「その体たらくでも、浩宇のこととなると元気になりおるな、天佑よ」 「天佑、僕は魔闘士にはならないよ」  浩宇も笑っている。  では一体、何の修業を。  その答えは、夜になってからはっきりした。

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