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第5話

「え!?」 「だから、副業って言ったでしょ?」  僕を一回抱く毎に、10000円あげる。  場所は、先生のマンション。  交通費は請求しないから、安心して。 「結構、頻繁にお願いするかも。それでもいい?」  口をぱくぱくさせる一真に、麻希は畳みかけた。 「一真先生が嫌だ、って言ったら、他の人に頼むから」  それもまずい、と一真は思った。  他のろくでもない大人に佐倉を預けるくらいなら……! 「解った。引き受けよう」 「やったね!」

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