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 次の日は、寝る直前に勃起した。  おさめるには、広田さんに教わった通りやらなくちゃいけない。  部屋の鍵をかけて、そろっと下着を下ろした。  固くなってる……。  昨日のことを思い出すしたら、ちょっと怖かったけど、すごく気持ちよかったので、早く出してしまいたいと思う。  ベッドの縁に浅く腰掛け、目をつぶり、広田さんにしてもらったことを思い出しながら擦る。  背中をぴったりくっつけて、体を固定されて、いっぱい触られた。  広田さんにしてもらってるんだと想像しながらすると、呼吸が荒くなって、心臓もドキドキと鳴る。 「……ぅ、ぁ……ぁ」  でも、一生懸命擦ってみるけど……昨日みたいに気持ちよくならない。  いや、気持ちいいことはいいのだけど、あんな風に、どっと波が押し寄せるような感じにできるとは思えなかった。 「……ん、んっ」  広田さんの声を思い出す。 ――ほら。気持ちいいこと好きだなって、思ってみて? 「は……、ぁ、ぁっ……」  それでも昨日みたいにはできない。 「……だめ、ひろたさん呼ぶ……」  うちの使用人は全員内線用スマホを持っているので、個人的に呼ぶことができる。  もう終業時間なので申し訳ないと思いつつ、電話をかけた。 「はい、広田でございます」 「……あの、僕です。弘太郎……」  息が荒いので、多分、察してくれたのだと思う。 「2分で行きます」  電話が切れた。ドアの鍵を開けて、電気を消して、ベッドに倒れ込む。  擦っても擦っても、ゆるく気持ちいいだけで、苦しいままだ。  早く来て。  苦しい。終わらせて。  触りながら待っていたら、静かにドアが開いた。  鍵をしめる音がして、たたっと大きな影が俺の横にやってきた。  広田さん、私服だ。 「弘太郎様、大丈夫ですか?」 「ん、……広田さん、苦しい。自分じゃうまくできなかったです」 「してさしあげますから、ご安心ください」  広田さんは僕を抱えてベッドの真ん中に寝かせると、僕のちんちんをまじまじと見た。 「これは確かにお辛そうです。手よりも……」  そう言って、大きく口を開けたと思ったら、ぱくっとちんちんをくわえた。 「えっ? ……ん、んぁ……やだッ」  信じられない。そんなところを口に入れるなんて。 「き、きたないですっ」  慌てて離そうとしたけれど、じゅうっと吸われたら、ダメだった。 「……あぁっ、んッ、はあっ」  広田さんは、たまにくぐもった声を漏らしながら、頭を上下して唇で擦ってくる。  このままだと、広田さんの口の中に出しちゃう。 「あ……っ、ねえ、ほんとにむり……っ」  半泣きになって訴えたら、広田さんは口を離して、僕の顔を見ながら言った。 「射精することを『イく』と言います。イきたいときは、ちゃんとおっしゃってください。分かりましたか?」 「ぅ……はい、」  広田さんは、ズボンのポケットから何か取り出した。  なんだろう、ふりかけの袋みたいな……。  ピリッと破くと、手の上にとろっとした液体を出した。 「足を開いてください」 「はい……」  呼吸を整えながら言われた通りにすると、広田さんは、お尻の穴に指を入れた。 「わっ……、えっ?」 「力を抜いてください」 「ど、どうやって……」 「難しいですか?」  広田さんは、お尻の中へ指を抜き挿ししながら、唇にキスしてきた。 「んっ、ん……ッ」  びっくりして逃げようとしたけど、片手であごを掴まれて、無理やり口を開かされた。  そして、広田さんの舌が入ってくる。  キスって、好きな人と結婚するときにするんじゃないの?  なんで?  混乱していたら、ふわっと力が抜けた。  そしてすかさず、広田さんはお尻の中をぐちゃぐちゃとかきまわす。 「ぁ、あ……、」 「そう。上手ですよ、弘太郎様」  いつもと違う、すごく優しい声。 「はあ、ん……っ、広田さん、これほんとにイけるんですか……っ?」  気持ちいい、けど、昨日みたいにぶわっと熱くなる感じじゃない。 「これからしてさしあげます。まずはこの中をやわらかくしましょう」  ぐちぐちと、粘着質な音がする。  最初は違和感だらけだった中が、だんだん気持ちよくなってきた。 「はあっ、はあ……、ぁ、きもちぃ……」  でも、イける感じじゃない。 「そろそろ、頃合いでしょうか」  そう言って広田さんは、自分のズボンのベルトをカチャカチャと外し始めた。  そして、下着ごとズボンをずらす……と、僕のよりだいぶ大きいちんちんが、固く反り上がって勃起していた。 「広田さんも、……するんですか?」 「ええ。私もきょうはまだでしたので、せっかくなので、弘太郎様に私のモノでイッていただこうかと」  広田さんは、ちんちんを僕のお尻の穴にぴたっと当てた。 「いまから弘太郎様のお尻の中に、私のモノを挿れます」 「えっ……?」 「私も弘太郎様と同じように、擦れば射精しますから、弘太郎様の中で出します」 「ぼ、僕はどうしたらいいんですか?」 「リラックスなさっていてください」  広田さんはほんのちょっと微笑むと、お尻の中にぐーっとちんちんを挿れてきた。 「ぁああ……ッ」  苦しい。けど、さっき指でしてもらって気持ちよかったところが刺激されて、気持ちいい。 「ぁ、広田さんのちんちん、入ってる……」 「ええ。たくさん突いてさしあげますよ」

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