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第四章・12

「あぁ、あ。もうダメ! お腹が、裂けちゃうぅ!」 「その心配はないから」 「も、赦して。お願い、抜いてぇえ!」 「抜く前に、欲しいものがあるんじゃない?」  欲しいもの。  ぎゅっ、と蛍は眼を瞑った。  こうしてる間にも、僕を苛めている等のペニス。  硬くて長くて、太いそれから出されるものは、どんなだろう。 「等のが、欲しい。お願い、早く出して!」 「何を出せばいいのかなぁ?」  この……ッ、とぼけてッ! 「もうイヤぁあ。等の精液、欲しいぃ……!」 「よく言えたね。さぁ、ご褒美だ!」  途端に、等の精が濁流になって蛍の体内に注ぎ込まれた。 「ひ、あぁあ! うぁあ、あ。んぁ、はぁ、あぁあ!」  最奥に出されたそれは、勢いで精嚢を震わせる心地だ。 「んぐッ! んんぅう、う。はぁあん!」  蛍もまた、その刺激に吐き出していた。

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