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四、結婚式してみようかな。⑰
「あっそ。じゃ、いいし。知らんし」
なんだよ。人が折角、心配してんのに。
自分は自分で守るとか、世界最強の奴は言うことも違うし。
「ごめん。すねた?」
リーが慌てて俺の顔を覗くので、目を逸らす。
すると、クスッと笑って頭を撫でられた。
「大丈夫。グーのことも俺、守るよ」
トウィンクル。
その瞬間、俺の胸はトウィンクルと高鳴っていた。
まじか。まじなのか。
これって、もしかして。やっぱ欲求不満?
「あれ? なんでさらに怒るの?」
「う、うるさい。あっちいけ、ばかー」
「おい、茶番は後だ。プリチー教の本部に、信者が武器を運んでいると密偵から連絡がきたぞ」
「力づくで結婚式を阻止するのね」
「じ、時間が無い! 今からでも夜這いに行かねば!」
そして、さっさとこのトウィンクルする胸を収めたい。
人妻に、熱い欲求不満砲を放たねば。
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