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2.5
涙を溜めた目で睨み付けると
九条さんがポンポンと頭を撫でた。
「おまえ、深く考え過ぎだって
セックスなんてスポーツと同じだよ
ただ一緒に汗を流してスッキリするだけ」
ー そうなの?考えすぎ?
なんか、そう言われたらそんな気もしてきた
俺バカなのかな…
九条さんがまたゆっくり腿を撫でる
今度はより内側の付け根あたりを。
ー もっと、もっと触って…!
腰が勝手に動いてしまう。
そんな俺に、もう一度キスをくれて
今度は下唇をちゅうっと吸われた。
「はぁ…はぁ…」
「…もっとしたい…よね?」
おでこを擦り合わせながら囁かれて
体の力が抜ける
もうダメ
降参
早く全部 出したい。
俺はコクリと頷いて
自分から唇を合わせにいった。
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