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「頑張ったな」 蓮は俺を引っ張り上げてキスをくれた。 俺はバカみたいに達成感でいっぱいだった。 「…苦かった…精子ってあんな味するんだ…」 「ね」 「…でも飲めそう」 「無理しなくても、飲んでくれなきゃ嫌だ なんて奴は少いよ。 俺も別にどっちでもいいな~ むしろ顔とかにかけてくれた方が 絵面は興奮して、もう一回いきたくなる」 「……確かに…」 蓮はいつも余裕で飲んでしまうから 想像したことなかったけど 蓮の顔に俺の……。 今度やって欲しい!! でも怖くてそんな事言えない…。 「さて、ゴムとって」 蓮がベッドサイドの引き出しを指差す。 言われたとうりゴムを出して手渡した。 「ほら、おいで」 俺を自分の上に股がらせて、いきなり後ろに 指を差し込む。 「ぁっ!」 あまりに急で驚いたけど、自分でもびっくり するくらい簡単に指は奥まで入った。 「ほら腰浮かせて、下げたらやりにくい」 俺は両手を蓮の肩にのせて、少し体重をかけて こらえた。 蓮の指が容赦なくひとつのポイントを責めてきて 開いている腿が震える。 「ぅん…んっ……」 「ほら濡れてきた、もういけるだろ?」 俺の腰を押さえて自分のソコをあてがう。 俺はゆっくり体重をかけて、ため息とともに ソレを呑み込んだ。 「はぁ…はぁ…」 「ククッ…エロい顔」 蓮がベッドの壁にゆるく背を預けたまま笑う。 そっちこそエロい顔だけど、俺は突っ込む余裕も ないまま息を乱してた。 「ほら動いて」 俺の腰を強く掴んで前後に揺する。 「ぅ…あっ あん」 「和真、頑張って」 蓮の肩に、少しもたれながらゆっくり腰を 動かしてみると、少しずつ脳が溶けだした。 蓮がそっと俺の立ち上がったモノを握って 同じリズムで扱いてくれる。 「……れんっ」 はぁはぁ 「ん?」 「…ヤバい」 はぁはぁ… 「…好きなときにイっていいよ」 ゆっくりだった律動が激しくなって ベッドの軋みも大きくなった。 蓮を気にする余裕がなくなって、 1人エッチのように自分の快感だけ追って 激しく腰を振った。 「あっあっ! あ、い、いぃ」 俺の動きに合わせて蓮が腰を突き上げて 息がつまるような快感が腰に響いた 「…ぁぁあ! 出ちゃうっ…」 糸がプツっと切れたように 最後 蓮にしがみついて全部吐き出した。 脱力した俺を押さえ込むように抱きしめて 数回腰を振って、蓮も動かなくなった。

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