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「お!だいぶきてるな」 「…マジで 怖いんだけど…」 「大丈夫、大丈夫。それは俺のラットのせいだから 俺も抑制剤飲んでないからね」 蓮が俺のスウェットの下に手を突っ込んで 胸や腹を撫でまわす。 触れられた所から痺れるような刺激を感じて 下半身が熱くなった。 「…もう…無理…飲めない 飲んだら絶対ヤバい…」 肩で息をしながら、蓮に涙ながらに訴えた。 「しょうがないな」 蓮は笑って、俺からグラスを取ると 自分の口に一気に流し込み、すぐさま俺に 唇を重ねてきた。 蓮の口からウォッカが流れこんで、驚いた俺は 顔を反らそうと暴れた。 蓮は俺の顔を両手で押さえてソファーにねじ込む。 飲みきれないウォッカが口から溢れて、ダラダラ 首をつたった。 「ゲホッ…ゲッ…」 ー 喉も顔も熱い!死ぬ! 蓮はクスクス笑って俺に、もうひとつのグラスを 持たせた。 「水だよ」 「…ほ、 ホント?」 笑顔でうなずく蓮を横目に、むせながら グラスを受け取って、一気に飲んだ。 ほんの少し楽になったけど、動悸はどんどん 激しくなるし、息苦しい。暑い。 「れん、あつい…」 俺がソファーに横たわり悶える姿を見て 蓮が満足そうに笑って立ち上がる。 俺の腕を自分の肩に掴まらせて、よっ!と 声をあげると 軽々俺を抱き上げて寝室に連れていく。 カーテンの開け放たれた寝室は明るく ドキッとして蓮にしがみついた。 こんな真っ昼間からなんて不健全な事を してるんだろう。 ものすごい背徳感に興奮してしまう。 蓮は俺をベッドに転がすと、自分の服を 脱ぎ始め、俺はじっとそれを見つめた。 発情期のせいなのか、今日の蓮はいつも以上に エロくて、綺麗で。 何か人ではない別の生き物のように見える。 「見すぎ」 蓮は笑って、俺の服にも手を伸ばした。 「…カーテン閉めてよ」 「ダメ。和真もよく見せて」 欲情した目で、声でそんな事言われただけで 俺は自分の下着が湿ってくるのを感じた。 自分から服を脱ぎ捨てて、蓮に抱きつく。 早く、どこでもいいから触ってほしい。 蓮は笑いながら俺を引き離して ベッドの真ん中に座らせ まじまじと眺めた。 ー なんて目で見るんだ! 羞恥心とともに、見られてるだけで 肌がビリビリ何かを感じる。 「はぁ… はぁ…れん…はやくっ…」

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