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変態2

 「ほら、いき?」 微動だにしないキヨに優しく語りかけるサガ。 「もしかして怖いん?」 長い舌で首筋を舐めるサガ。 「べ、別に……こ、こ、怖ないし!」 ムキになるキヨ。 「じゃあ平太を気持ちよ~くさせたげて? 友達やろ?」 サガはパクッと耳に齧りついた。 「ハアッ……アッ」 力が抜けたキヨを軽く持ち上げたサガはベッドへと連れてきてくれたんだ。 「ごめんなぁ、平太。関くんフェラ初めてやねん。だから、俺の指導付きでもええ?」 関くんがちんちんを舐める初めての人が僕……めっちゃ嬉しい。 「いいよ、無理はしないでね」 僕が控えめに言うと、ありがとぉとサガは人懐っこい笑みを浮かべてくれた。  「まずは右の親指で亀頭をくるくる撫でてみて?」 キヨは震える白くて長い手で竿を掴み、恐る恐るボタンを押すように親指で先端に触れる。 「アア、アアッ」 ジワジワ触れられるから、ジワジワと欲情が沸き上がってくる。 「そのまま握っている方を上げ下げしてみて?」 渋々、おんと言った声がキヨから聞こえた。 グンッ……グンッ 「アンッ……ンアっハ………」 さっきより気持ちよさが押し上げられる感じがする。 「気持ち……ええの?」 戸惑うキヨの声。 「すんごい気持ちいいよ……キヨ」 ため息混じりに言うと、キヨもフッと息を吐いた。 「裏筋を舐めてあげると、もっと気持ちいいよ」 優しく言葉に釣られて赤くて長い舌で舐められる。 キヨは僕より背が高いから、なかなか見られない上目遣い付きで。 レロ……レロ 調子に乗ってきたのが竿全体を舐め回すキヨ。 これ、慣れてきたら……いつの日か、キヨに抱かれる時がくるかもな。 でも、それも悪いないな。 一緒に成長しよう……キヨ。  「さっ、ちんちん飲み込んじゃえ!」 やっぱり怖いのか、ぎゅっと目を閉じて咥えるキヨ。 「偉いねぇ、関くん。大丈夫、大丈夫」 手の届かない僕の代わりにサガがキヨの頭を撫でてくれた。 ジュプ……ジュプ 厚い唇から溢れるのは僕の蜜か、キヨの唾液かわからないけど、淫らな水音を立てる。 「んっ……んんっ」 口と手を上手に上げ下げする姿にイきそう。 でも、初めての人に放出したくない。 苦くて青臭いアレを味わわせたくないから。 大切な……友達だから。 「も、もうイく……から。は、離して!」 余裕がないから、叫ぶ僕。 「好きなら受け止めなよ……友達やろ?」 冷たく言うサガの言葉により速く扱われるちんちん。 「いや、あ、アッ………アアアアッ!」 思い虚しく、僕は射精した。 長い喉元の喉仏が綺麗にバウンドする。 「ごめん、キヨ……大丈夫?」 こっちを見た彼は右手で口元を拭き、口角を上げた。 「やっぱり恋人にさえ渡したくないんやね……平太の性液」 なんと飲み込んだのはサガだった。 「ハアッ……ハアッ」 荒い息ね先を見ると、ベッドにへたりこむキヨ。 「お疲れ、関くん。ゆっくり休んでて」 後頭部にキスを落としたサガはベッドに上がり込んできた。 「さっ、写真取るなり動画とるなりシコるなり、自由にしてええよ? ラストスパートやね」 誘うように言うサガにみんなが僕の方を見る。 「平太、少しだけ時間をくれないかい?」 甘く囁くように言うサガに僕はいいよとはっきり言う。 ありがとぉと優しく言ったサガは僕のおでこにキスをした。 「この魔法は一生解けないから、観念してな?」 妖しい笑みを浮かべられたら、うなずくしかなかったんだ。

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