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11 『所沢まや』ではなく、

「んっ♡ はぁ…こっちも早くかわいがってあげないとだね♡♡」 「ふ、ふっ…♡ しゅぐりゅ、はっ早くぅ…♡♡」 「ふふっ、真哉くん涎だらだらでかわい♡ うんっ任せて…♡」  台所のシンク前、ふわふわなクリーム色のマットの上。  寝そべっているオレの震える勃起ちんぽを大きく長い指でちゅぷちゅぷゴシゴシと扱きながら、 「んあぁ♡♡ すぐるの指きたのぉ♡♡」  ぐちゅんっ、  同時に、オレのひくひくとこの行為が始まってからずっと期待に疼いていたアナルにもう片方の指を這わしていく。 「昨日もいっぱいしたのに、もうこんなにキツキツだ♡」  嬉しそうに頬を緩ませ……いや、いやらしい笑みを浮かべながら、オレのけつまんを指で激しく犯していく。 「あっ奥ぅ♡ 奥っああんっ♡♡ ソコぉっ…ソコがいいのぉ♡♡」 「真哉くんの気持ちよくなるトコだね♡ 僕の指で奥トントン気持ちいい?」 「あうっいいっいいからぁ♡♡ っ、まんこいいっ気持ちいいあああっ…♡♡♡」 「はぁ…♡♡ 僕の指でとろとろになってる真哉くん可愛いっ…とってもえっちでたまんないよ♡♡♡」  じゅぷじゅぷごちゅごちゅ、  中を縦横無尽好き勝手に動かし……けれども奥のイイトコロもピンポイントで弾くように押し擦り、オレを気持ちよさの高みへと確実に追い詰めていくすぐるに、オレはもう限界で。 「んぁ…すぐっ、すぐるぅ♡♡ も、オレだめぇ……まんこっ、ぐちゅぐちゅまんこにすぐるのちんぽ欲しいよぉ♡♡♡」 「っ、うん、僕ももうちんぽ限界っ……早く真哉くんのとろとろおまんこに挿入りたくてずきずき痛いよ…♡♡ いい…? 僕のちんぽで、真哉くんをめちゃくちゃにしちゃってもいいかな…♡♡♡」 「してっ…♡♡ 今すぐオレをめちゃくちゃにしろっすぐるぅ♡♡♡」 「ふふっ、了解であります♡ …僕でたくさん気持ちよくなってね、真哉っ、くんっ!!!」 「んああああっ♡♡♡」  そうして、オレの名を呼ぶと共に、こちらも限界に達していたすぐるがその凶悪すぎる大きさの勃起ちんぽを、一際激しい音と同時、オレのどろどろまんこに勢いよく挿入してきたのだった。 「ああっ、あっああんっ♡♡ まんこっまんこじゅぽじゅぽ激しいのぉ♡♡」 「んあっ、ふっ、ああっ♡ 真哉くんっ真哉くん♡♡」 「ひゃぅぅ♡ すぐりゅっ、ちんぽぱんぱんっぱんぱんソレいいっ♡ あっああっ♡♡」 「うっ、僕もっ…♡ 真哉くんのおまんこの締め付け良すぎてっ、うああっ♡♡」  ぱんぱんぱんっ♡♡ ぐちゅどちゅっぼちゅんっ♡♡♡  台所の床、白いマットの上で朝も早く卑猥で淫靡な音をこれでもかと立てながら、隙間なく絡み合うオレとすぐるは、もはや獣以外の何モノでもない。  はぁはぁと荒い息を吐きつつ、オレは普段では考えられない高い喘ぎ声を、すぐるも普段からは考えられないような低く唸るような声を、それぞれ口から引っ切り無しに漏らしていく。 「はぁっ、真哉くっ…♡ 真哉くんの中気持ちいっ♡♡ 僕のちんぽ持ってかれそうだよぉ♡♡」 「ひゃうぁっ♡♡ あっ、オレの中すぐるでぎゅうぎゅうだからぁっ♡♡ ちんぽごちゅごちゅ良すぎてっああんっ、オレ死んじゃうぅ♡♡♡」 「っ、死んじゃダメっ、だよ…真哉くんが死んじゃったら、僕も死んじゃうっ…んっ♡」 「すぐるぅ…♡♡ んあぁ♡ あっ、…すぐるキスっ、ちゅうしろぉ♡」 「ふふっほんと真哉くんかわいすぎ…♡♡ うんっ、いっぱいいっぱいキスしようね…♡♡♡」 「んっ、んんっふぁ♡♡♡」  口の中がぐちゅぐちゅになる濃厚なべろちゅうをしながらも、オレを責めたてるすぐるのガツガツとした腰の激しい動きは止まらない。  どちゅどちゅブピュブピュと、ちんぽとけつまんこの間から下品で粘っこい音が延々と鳴り響く。  ……正直、すぐるがここまでセックスに積極的というか…性欲に貪欲だったことには驚きだし、こうして連日のセックスも苦にならないほどに体力が半端ないほどあるのには、その爽やかで優男風な外見でもって未だに少し信じられない感じもするけれども――まぁ、それに充分付き合えてるオレ自身にもビックリだけどさ。頭突きもそうだけど、オレ案外身体丈夫なんかな。  でも何より、 「ふっ、真哉くん…♡ 真哉くんっ真哉くんっ真哉くんっ♡♡♡」 「っ♡♡♡」  オレの名を――『所沢まや』ではなく、『所沢真哉』の名をこうして何度も呼び吐息を熱くする姿に、オレはどうしようもなく幸せな気持ちになり、そして同時に身体の奥がキュンっ…♡ と疼きだすのだった。

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