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第2話

良介side ああ..内申のためとはいえ先公のご機嫌取りとかうっぜ なーんて本心はおくびも出さず 必殺優等生スマイル⭐︎ 「失礼します。2-B鏑木良介です。学園長先生は御在室でしょうか?」 ドアの奥で何とも間の抜けたヒキガエルが から入室許可くだすったので ありがたく御命令とご機嫌取りを伺うことにした。 「いやいや鏑木君。君にしか頼めないことでね。」 とキョロキョロと 学園長室の周りに誰もいないことを確認し 「実は...」 と少し小声で話し始めた。 「つまり理事長先生の息子さんを学校に行くように説得して欲しいと」 「そうそう。京極ハヤトくんね、 入学して2、3日で登校したりしなかったり マチマチだったんだけど 二年に上がって1日も登校してないんだ。 理事長たってのお願いでね。 繊細な子だから学校になじめないんじゃないかって。 鏑木君は人格も優秀だからね! 友達になってあげてくれないかなって」 なんだよそれ小学生かよ お昼休みに一緒にランチして ぴーちくぱーちくままごとってか? 本人が学校行きたくねーってつってんだから ほっとけよ わざわざ底辺に居たい奴相手にするほど 暇じゃねんだよてかお前息くせーな 「それは心配ですね。学園生活に友が一人欠けるというのも寂しいことです。」 思案げに顎に手を当て考えてる感じを出す 「でしょ!!でしょでしょ!鏑木君ならそう言ってくれるって思ってたよ!」 ヒキガこほん学園長は少し顔を近づけて 「ほら、例の奨学金の件融通きかせるから。 この通り!!」 バイト地獄が今より緩和されるなら.... 「ええ、任せてください。よい関係になれると思いますよ」 そう、仕方なく受けたこの依頼が後々の生活を狂わせるとも知らずに

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