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第6話※

「ーー貴方に心を奪われた」 耳元で囁かれ、一気に顔が熱くなる。 彼から逃げるようにごくごくともらったスクリュードライバーを喉に流し込むと、くらりと酔いが回る。 しまった、と思ったときには俺の意識は飛んでしまった。 *** 「あっ……んんぅ…っ?」 うっすらと目を開けると、くちゅ、という音とともにぐらぐらと揺さぶられていた衝撃がとまる。 「…あ、起きた?おはよ」 汗に濡れた前髪をかきあげる姿が憎たらしいくらいに様になっている男がこちらに向かって微笑む。 「えっ…ちょっ…あ、ん」 その瞬間にぼんやりとしていた頭が冴え、シーツに手をつき起き上がろうとすると、ナカにいるものが良いトコロを擦る。 かくんと力が抜け、きゅんと締め付けると、思わず喘ぎ声が唇から溢れた。 にいっと口角を上げた男は、再び淫らな音をたてながら激しく責めたて始める。 「ま、まってぇ…っ、こんなのっ、しらないぃ」 戸惑う心とは別に、身体はすっかり出来上がってしまっていたらしくきゅんきゅんと締め付けながら感じてしまう。

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