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第7話※

「んんうっ、はげしぃ…っ、あぁっ!!」 激しいといっても、俺が耐えられる限度の速さで、いつも苦しいばかりだったはずの行為に快感を得ていることが信じられなかった。 ごりごりとイイトコロを擦られ続け、とうとう俺はイッてしまった。 きゅうう、とうねったナカに耐えられなかったらしく、男もほぼ同時にイッたらしかった。 生暖かいモノがお腹にかかる感覚にぽおっとしてしまい、うつらうつらとまぶたが下がっていくときだった。 「…ねぇ、俺のものにならない?」 「んぇ…?」 この人は何を言っているんだろうか。 まだ完全にはさめきっていない酔いと、疲労感で上手く頭が回らない。 「俺にしなよ。…俺ならずっと可愛がって大切にするよ?」 切なげに囁くその声に胸がとくんと高鳴る。 しかし、途端に元彼達の顔が浮かぶ。 くしゃり、と顔が歪むのが自分で理解出来た。 本気だと受け取ってもいいのだろうか。 もう、裏切られるのは嫌だ。 断りの文句を口にしようとして、ふと止まる。 一一男の目が、あまりにも真摯だったから。 その目を見つめてしまったら、もう、《断る》なんてことは意識の外に遠のいてしまっていた。 この人に嫌われたくない。 その想いが胸を占め、確かめるように、言葉を紡いでいく。 「…男同士に抵抗ないの?」 「あったらBARで口説いたりしない」 「…俺が、け、化粧とか、マッサージとかしてても、引かない、?」 「引くわけない。俺、頑張ってる人みるのすごくすき。さらに俺の為に努力してくれるんでしょ?最高だよ」 その言葉をきいた途端に涙があふれる。 今までの努力が、報われたような気がした。 涙を人差し指で掬い、ぎゅうっと抱きしめて頭を撫でてくれた。 そのぬくもりが暖かくて、優しくて。 首に腕を回して、胸元に頭を擦りつけつつ、言った。 「よろしくお願いします」

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