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幸福感 ※

「あ……晴さん、に、はやく挿入れてほしくて…自分で、解したから…」 恥ずかしくて腕で顔を隠し伝えるけれど、段々と声が小さくなってしまう。 ぴたりと晴さんの動きが止まった。そこからしばらく動かなくて、不思議に思って腕を少しだけ退かして覗いてみた。 すると、顔を赤くしながら目をギラギラさせている晴さんと目が合う。獣のようなその目に、思わずうつ伏せになってずるずると逃げてしまう。 「優、逃げるな」 腰をぐっと掴まれ、尻臀を広げられる。穴が空気に晒される感覚に、思わずひくひくさせてしまった。 そこに、大きくて熱いものが触れた。 あ、と思ったときには一気に奥まで貫かれる。 「あ、…っは、ひ…っ」 圧迫感が強くて苦しいのに、満たされている感じがして、晴さんと繋がれているということに悦んでしまって、きゅうっと締め付けたのがわかった。 「…っは、優、どう?大丈夫?」 少し苦しそうな晴さんが、俺の項にキスを繰り返しながら馴染むのを待ってくれる。 「だ、大丈夫…晴さ、うごいてぇ?」 浅ましくも自ら少し腰を振りつつ涙目で訴えかけると、ぺろりと舌なめずりをした晴さんと目が合った。 「あ、あああっ!んんぅ、は、は、んっ」 後ろから挿入れられているため、晴さんのが出入りする度に前立腺を掠めていく。揺さぶられるのに合わせて声が漏れる。それがとても恥ずかしいのに、俺に唇を塞ぐ余裕すら与えてもらえず、ただただ甘い甘い快楽を享受する。 時折噛みつかれたりきつく吸われたりして、きっと背中も晴さんのものという証で溢れているだろうなと思った。 「優…っ、優、俺の優、愛してる」 良すぎて、このままでは壊れてしまう、と思いずるずると逃げる。 けれど、もちろんそんなことが許される訳もなく。脇の下から両手を滑り込まされ、がっちりと肩を抑え込まれた状態でのしかかられる。 先程より深く挿入され、こつん、と1番奥の壁に当たった瞬間、頭の中が真っ白になった。 「んんんんっ…!!!ああっ!」 どうやら俺は、メスイキしてしまったようだった。 「くっ……!ナカでイッちゃったの?可愛い…」 ぎゅううときつく締め付けられ、少し苦しそうな声を漏らすも、すぐに蜂蜜のように甘ったるい声で囁かれる。 余韻でびくびくと跳ねている俺の身体を暫く楽しそうに愛でたあと、「俺もイかせて?」と甘えるように耳を舐めながらそう言われる。 必死にこくこくと頷くと、ちゅっと俺の頬にキスをおとしたあと、自分が達するための本気ピストンが開始された。 「あっ、あっ、あっ…は、るさ…っ、ナカに、出してぇっ…!」 ぎゅう、とシーツを掴む俺の手を上から握られ、頬を緩める。 ぱちゅぱちゅ、ぱんぱんと卑猥な音が響く。 「優…っ」 切羽詰まったような声に、晴さんも限界が近いことを察する。 ぐっ、と腰を押し付けられ、くる、と思った瞬間どくどくと熱いものがお腹の中で拡がっていく。 俺も同時に達してしまった。 そして、どちらからともなく唇を合わせる。夜はまだまだ長かった。

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