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早く会いたい 4
しばらくの間、頭の中で鷹人とのセックスを思いだそうとした。今日はいつもとちょっと違う鷹人に登場してもらおうかな?
「瞬ったら、もうこんなになっちゃってるよ、瞬は本当に好きなんだから――」
頭の中の鷹人にそう言わせた。ちょっと意地悪な鷹人に興奮している自分が居た。
あ、イイ感じ。
パジャマの生地にかすれる感じが気持ちいい。
「恥ずかしいよ、鷹人…そんなに好きじゃないってば」
鷹人の唇を右手の人差し指でおさえて、そう呟く俺。
「え…俺のこと好きじゃないって?」
俺の言葉に鷹人がちょっと怒ったような声で言い返した。
「違うよ、その…えっと」
わかっているのに、鷹人は俺のことを追いこもうとする。
「なに恥らってみせてるの? 瞬がイヤラシイの知ってるんだから。ほら、後ろがむずむずするでしょ? ココニイレテって」
「あっ、ダメ」
鷹人が後ろの部分をちょんちょんって指で触った。
そこだよ、そこに欲しいんだ――って言いたいけど言えないでいる俺。
「ダメじゃないでしょ。やって欲しいことを言ってごらん。そうしたらもっとイイことしてあげるから」
妄想の中の鷹人はいつもよりも言葉で攻めて来る。
「ねぇ、シュン? これ、どうして欲しい?」
鷹人が、立ち上がっている俺の股間を、軽く指なぞってから、ちょっと意地悪くつついた。
「あっ…」
「ほらほら。もう少しイジワルナ感じが良い? もっと焦らして欲しい?」
「いやだっ」
「あれれ? もう染み出てない? あーあ。俺のパジャマ汚さないでよ――」
そう言いながら鷹人はパジャマの上からやわやわと刺激を与えてくる。
あぁ…もっと――
「鷹人…お願いだ、触ってくれよ、じれったいのいやだ――」
俺がそう言うと、鷹人がニコッて笑ってからパジャマ中に手を滑り込ませた…。
セックスレスの日々が続いたせいか、相当溜まってたようで、そこまで考えただけで我慢しきれなくなってしまい、俺は慌ててパジャマのズボンを脱ぎ捨て、ティッシュを近くに置くと、ペニスを扱き始めた。
ヤバい、すっごく気持ちいい。
ダメだもういっちゃいそう…
まあ、いいや。一回抜いておこう――
そう思いながら、俺は手の動きを早めた。
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