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LONG WAY HOME 7
「んー、たかとぉ・・・」
鼻にかかった可愛い寝言に、俺のスイッチはパチンと入り、夢中で瞬の唇を貪った。
少し開いている瞬の唇の隙間から舌を滑り込ませると、瞬の上顎をチロチロと舐めた。それから、パジャマの裾から手をスルスルと忍ばせ、瞬の小さな胸の突起に触れた。
「あ・・・」
しばらく愛撫を続けていると、瞬が身体をモゾモゾ動かし、下半身を押し付けてきた。 眠ったままのようだ。だけど、何だか変だぞ?
「瞬、ねぇ、起きてるの?」
「・・・」
俺の呼びかけには返事が無かった。だけど、胸を弄るたびに、押し付けられた瞬のモノが、固さを増してし、微妙に腰も揺れてるような?
「・・・ん・・・」
「・・・瞬?」
名前を呼びながら、固くなったモノに手を伸ばした。
「あ・・・・・・」
目を覚まさないんだけど、声がどんどん色っぽくなる・・・このままじゃ、俺もおさまりがつかない。
寝てるなら、それなりに楽しませてもらっちゃおうかな? 勝手にそう思った俺は、瞬のパジャマを捲り、右の胸に唇を寄せ、舌の先で突起を舐め始めた。すぐにツンと尖った先端に柔らかく歯を立てた。
「ん、あー! やっぱダメだ」
突然目を開けた瞬が、ガバッとベッドの上に起きあがった。
「ど、どうしたのさ、瞬?! ビックリしたじゃないか!」
「ごめん、鷹人。俺、我慢できない」
「え、何?」
「しよう、セックス」
「え、はぁ?」
俺が間抜けな顔をしている間に、瞬が俺にのし掛かり、噛み付くようなキスをしてきた。
切羽詰ったようなキスに、体中の血が一点に集まるようだった。
瞬は俺にキスをしながら、パジャマをパッと脱ぎ捨て、自分が脱ぎ終わると、俺のパジャマもサッサと剥ぎ取ってしまった。
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