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6話
授業が終わり、僕は教科書を持って教室に
向かった。
「おう!羽瑠!フランス語どうだった?」
「うーん...楽しかったよ!
でも、今日は本屋さんに寄らないとダメかな笑」
「どういうことだ?」
「え?いや!買いたい本があるだけ!
翔はどうだった?サッカー選択したんでしょ?」
「いやー、失敗だったわ...誰も相手にならないからまじつまんねぇ...
サッカーは蹴るだけじゃねぇーつーの!」
「笑」
「まぁ、いいや!ホームルーム無いみたいだし
帰ろーぜ!」
「うん!」
僕たちは下駄箱に向かった...
僕の記憶が正しければ、昔あったことがまた
起きるはず...
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