はる。．．．おーい。はーるくーん。 聞こえてますか〜？はーーーー」 「うるさい！なに！」 「なんだよ、やっぱり無視だったのかよ！」 「無視じゃないよ。どうでもいいと思ったから返事しなかっただけだよ。 人聞き悪いなー全く．．．」 「それを、無視って呼ぶんだよ。」 翔の悲しそう(フリ)な顔を置いといて、 話を始めた。 「で、何？どうしたの？」 「いやいや、逆にこっちが聞きたいんだよ笑 何かあったのか？」 「何も無いよ．．． 明日から生徒会に入ることになった。 ただそれだけ．．．」 「．．．はぁ？なんでそうなった？ 関わりたくなかったんじゃないのか？」 「僕だって、関わりたくなかったよ！ でも．．．ダメだったんだよ．．．」 僕は、なんで生徒会に入ることになったのか全部話した。 「そういう事か．．．」 「翔なら、親友のために協力してくれるよね？．．．ね？」 「羽瑠．．． 諦めろ。それは無理だ。 生徒会に逆らった者はこの学園じゃ生きていけない．．．知ってるだろ？」 そんなの、知ってるよ．．． 知ってるけど、無理だと分かっていても 抗わないといけないの．．． 関わっちゃだめなの．．． 「分かってるよ．．．分かってる。」 「．．．よし。 明日からの作戦会議をしよう。 場所は、駅前のビルの地下一階だ！」 「駅前で、地下の１階．．． ゲーセンじゃん笑」 「バレたか笑 とりあえず、パーッと楽しんでから 明日のこと考えようぜ！ ほら！行くぞ！」 「えっ、あっちょっと！」