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33話
ガチャッ
「母さん、ただいまー」
「あら、羽瑠。おかえりなさい。」
ガタッガタッ...
「羽瑠〜、ご飯は?食べないの?」
「後で食べる〜」
バタンッ...バスッ
「ハァ...やっと家だ...」
ベットに飛び込んで、天井を見つめた...
今日も色んなことがあった。
僕が経験してきた過去の出来事と違ってて、
どうしていいか、分からなくなる。
正直、不安だ。
顔を見るのだって、胸が痛いのに。
逃げることも許してくれないんだね...
「あーーーーーーー........よし。」
僕は、ベットから飛び降りて、
あのノートを開いた。
明日に向けて、しっかり思い出しておかないと...
何が起きて、僕に何が出来るのか。
心の準備をしよう。
もう、出逢ってしまったのだから...
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