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8話

僕は急いで準備をして、家を出た。 着いたのは、小さなお店。 「はじめまして! 今日から宜しくお願いします!」 『こちらこそ、よろしく。』 ここは昼はカフェ、夜はバーのお店。 バーと言っても、来るのは常連さんばかりだから何も心配はいらない。 ここのマスターには、前の人生でも すごくお世話になった... 『ここに...があって、あそこの棚に...があるから...の順にって言っても 分からないよね...』 「いえ!大丈夫です! 覚えました!」 『ほんとう? それは助かるなぁ...ありがとう。』 「いえ!お礼を言うのは僕の方です。 無理に採用してもらって...」 前の人生でも高校生だけど、 何とか採用してもらったんだ... コンビニに比べて時給も良いし、 何より、ここの雰囲気が好きだったから... 『君みたいにうちを愛してくれてる人は 中々いないからね...私も嬉しいよ... じゃあ、開店しようか...』 「はい!」 僕は21時から25時まで働いた。 たった4時間... それでも、僕の疲れはピークを超えそうだった。 ガチャッ 「ただいま...」 寝静まった家に、僕の言葉だけが響いていた。 僕はそのまま、お風呂に向かった... 「ハァ...えっと...」 お風呂から上がって、 僕はカバンから持って帰ってきた 書類を出した。 「フゥ...終わった...」 時計を見ると、深夜3時を指していた。 予習は休み時間にやるとして、 生徒会の仕事は朝早くに行ってやれば ギリギリ終わるはず。 とりあえず、早く寝なきゃ... 「あ...ご飯... 明日の朝食べればいいっか... もう、ねむ...い...」 僕は、目覚ましを2時間後の5時にかけ、 目を閉じた...

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