66 / 132
11話
「先輩たちと合同だってよ...
しかも、他のメンバーは当日発表らしいぞ!」
そう。
この行事は新入生歓迎会のようなもので、
先輩との交流を兼ねたものなんだよね。
前は生徒会で動いてたけど、今回はそうはならないから。
「そうなんだ!楽しみだね!」
「だよな!」
「あの先輩と同じ班になれたらいいね笑」
「うるせー笑
なれたら、運命だよな...」
「プッ...運命笑」
「羽瑠!今笑っただろ!」
「翔が運命だなんて言うから笑」
「わりぃーかよ!」
「ごめん、ごめん!笑
翔の真剣な恋だったね!」
「まだ笑ってんじゃねーかよ!」
『そこの2人。まだ終わっていませんよ。
それとも、教室から出ていきますか?』
「「すみません...」」
2人して怒られてしまった笑
それもなんだかおかしくて、
2人で小さく笑った。
僕と翔は当たり前のように同じ班になった。
ここに2年生2人、3年生2人が入るんだよね。
今回は誰かな...
あっという間に授業が過ぎていって、
僕は眠気との戦いに打ち勝った!
ともだちにシェアしよう!