閉め切ったカーテンの隙間から差し込む日差しに、檸檬の裸の上半身が浮かび上がった。 露わになる上半身。男にしては白い肌。薄っすらと割れた腹筋が綺麗だ。 体毛も薄い滑らかそうなその肌は、触れればきっと艶やかにしっくりと俺に馴染むのだろう。 目を見つめながら腰を抱き押し倒す。 檸檬は抵抗しない。俺をじっと見つめるその瞳に、少し悲しげな光が宿ったのは何故？まさか後悔してる？ 両手でそっと頬を包み込み、鼻先にキスを落とす。唇をわざとスルーして喉元に舌先を這わせると、檸檬は「んっ」と吐息を漏らした。 ざわりと鳥肌が立った肌を手の平で撫で下ろし、ジャージを脱がせていく。 思った通りの肌触りだった。気持ち良過ぎてゾクゾクする。 濃いブルーのブランド物のボクサーパンツが現れた。 反応しているのか、少し下着を持ち上げている檸檬の男の印は窮屈そうに見えた。 昂ぶる気持ちを抑えつつ、両サイドのゴムの部分に指を掛け股下までずらすと、ぶるりと半立ちのそれが飛び出してきた。 ほっそりと長めの印と割合薄い下生えは、檸檬らしく慎ましやかだった。 思わず人差し指で根本から鈴口までなぞってみる。 「あっ」 檸檬が声を上げて背中を逸らした。 浮いたその隙間に腕を差し入れて、逃げられないように固定してやる。 丁度いい位置に視界に入った印の先に、わざと音を立てて吸い付いた。 「やあっ、社長っ、離してっ！」 先走りの苦味が口の中に広がった。 俺は檸檬の懇願を無視してカリ首まで口に含む。決して美味いものではないのだけれど、愛おしくて堪らない。 檸檬は「やだ、やだ」と涙声で言いながら、俺の頭をぐいぐい押してどかせようとする。 その手を優しく振り解きながら、俺は口淫に溺れていった。