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新婚初夜(6)
side:満
「うおおっ♡」
視線が釘付けになった。
バスローブの裾をめくった途端、白いレースの布が檸檬自身を心許なげに覆っているのが、目に飛び込んできた。
ボクサーでもトランクスでもない、女性の下着のようなソレは、檸檬の肌にしっくりと馴染んでいて…思わずガン見してしまっていた。
頬が、カァーッと赤くなるのが分かる。
恥じらうような檸檬の動きもそそられる。
白いレース。
清楚な刺繍とそれに相反するエロティック。
俺の檸檬にぴったりで、鼻血が出そうでヤバかった。
檸檬への賛辞と遥さんへの賞賛とを叫び、思わず檸檬に襲い掛かった。
間近で見たくて下半身に被りつくと、そっと下着のラインをなぞっていく。
檸檬が嫌がる素振りを見せるが構ってられない。
蜜に誘われる蜜蜂のように、檸檬のアソコを目掛けてクンクン匂いを嗅いでしまう。
あ、出てる。うひひ。
そうか、そうか。檸檬、お前も感じてるんだな。かわいいやつめ。
俺の頭をぐいぐい押して拒否する檸檬を無視していると『変態!』と叫ばれた。
ん?変態上等!認めるよ!
俺はお前に関して変態になる程、愛してるんだよっ!悪いか!?
愛する者を愛でて何が悪い!?
2人にしかできないことをやって、何が悪いんだ!?
下着の上から口で愛撫してやる。
一枚の布が俺達を隔てるもどかしさに、心が震える。
開き直りに近い俺の言葉と態度に、檸檬の態度が軟化していく。
檸檬の身体が俺に寄り添い始めているのを感じた。
受け入れてくれてる!?
俺の頭を押し退けようと力を込めていた檸檬の手は、いつの間にか優しく頭を撫でてくれていた。
「満さん……」
艶を含んだ声音で名前を呼ばれた。
顔を上げた俺に、檸檬は小首を傾げてこう告げた。
「満さん、たくさん、えっちしよう!」
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