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お楽しみ、再び(6)
絶句する俺に、満さんはそそり立つソレを俺に擦り付けながら、揶揄うように告げる。
「お前だけに反応する俺のムスコをどう治めてくれるんだ?」
「んうっ…満さん、俺、感じちゃって、いいの?」
「何度も言ってるんだけどな。そうするのが俺の楽しみだぞ。それを奪う気か?」
「女の子みたいに、変な声出ちゃうよ?」
「出したいように出して乱れればいい。
よがってイきまくるお前はかわい過ぎる。
俺は、何処をどんな風にすればいいのか、どうやったらお前を気持ち良くイかせてやれるか、毎日あれこれ考えてる。」
「毎日!?」
「あ、訂正。寝てる時間以外全部。」
俺は呆れて満さんを見つめる。
まさかとは思うけど、大事な商談の時はどうしてるんだ!?
「そんな目で見るな。照れる。」
いやいや、尊敬の眼差しではありません。
ちょっと引いた。
「だから。
大人しく俺に抱かれて感じていろ。」
ぽかんとしている俺に
「仕切り直しだ。」
と叫んだ満さんは、俺の手を引いて脱衣所に行くと、超特急で俺と自分を拭き上げドライヤーで瞬く間に髪を乾かし、横抱きにしてベッドの上に雪崩れ込んだ。
「俺の愛と真心のこもった愛撫を感じないように我慢してたなんて…檸檬、いい度胸してるな。」
「そんな、そんなつもりじゃ、ないっ」
「ふっ…分かってるよ、分かってるさ。
そんなお前が大好きなんだ。
檸檬、愛してるよ。」
優しいキスが顔中に降り注ぐ。
ふふっ。
擽ったくって逃げても、執拗に唇が追ってくる。
俺は、両手でぺちりと満さんの頬を捕獲した。
「満さん、凄く、凄く、愛してます。」
そしてそっと唇を重ねた。
満さんが固まった。
あれ?伝え方、間違えたかな?失敗した?
不安に思っている上に、満さんの身体が震え出した。
ええっ!?俺、何かやらかした!?
満さん、大丈夫っ!?
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