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してやったり(21)
ー満の呟きー
檸檬がそんなことを思ってたなんて。
隠し持って帰ったアノ下着の袋もバレていたのか。
まさか俺の浮気を疑っていたとは…体調を崩す程に俺のことを愛してくれていたなんて…
あぁ、檸檬。お前は何ていじらしいんだ。
落ち込ませて心配させて凹ませた張本人は俺なんだけど。
…萌えた…いや、燃えた…まさか追加で相手をしてくれるなんて…何てご褒美だったんだ!
嫌だ嫌だと言いながら、健気に俺に抱きつき腰を振り手足を絡み付かせる檸檬に、俺の理性は粉々になって再生できなくなっていた。
暫く元には戻らないだろう。その自信はある。
想像を遥かに超えた檸檬の痴態に、思い出しただけで俺の分身が反応する。
あぁ、買って良かった!
遥さん、ありがとう!
色々と我慢していたものを開放した心地良さと、檸檬のヤキモチが嬉し過ぎてニヤけてしまう。
檸檬の身体を隅々まで綺麗に整えて、ベッドに寝かせてやる。
意識を飛ばしてくったりと寝息を立てる檸檬。
はぁ…もう一度この身体を組み敷いて、俺の昂るコレを檸檬の柔き後孔にいれて、めくるめく快楽のひと時を…
あぁ、ダメだダメだ。そんなことをしたら、檸檬は二度と俺に触れてくれなくなる。
目覚めて、文句を言われるのは覚悟の上だ。
きっと…この調子なら動けないだろう。
あれだけ喘いだんだ。声も出ないはずだ。
頬を撫で柔い唇に軽いキスを落とすと、檸檬は擽ったかったんだろう、イヤイヤと首を振り、んっ…と喉を鳴らした。
むうううっ…萌える…かわい過ぎる…
よいしょ、と腰を引き寄せて抱くと、半勃ちのお互いのモノが触れ合った。
んーんっ、キモチイイ!
つーっ、となぞると、ぴくんと反応するその様に鼻血が出そうなくらいに興奮する。
くぅーーーっ、堪らん!!!
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