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そしてニードルの先端が乳首に当てがわれ、ぐっと押し込まれて行く。
「ぅ、あ゙…いっ…」
「神崎、痛いか?どんな風に?」
「っぐ、痛いっ、ズキズキして…ちぎれそ…っう」
「っは、このままちぎってやろうか」
「や、ぁ゙…」
俺は神崎の胸元を掴んで痛みに耐える。ニードルの刺さった乳首は熱を持ち鋭い痛みで身体が震える。
だが俺の身体は厄介な物で、その痛みが快感に変わり気付けば性器はズボンを押し上げ勃起していた。
そして藍堂も、興奮した様に息を吐き、乳首から流れる血を舐め取り、ニードルが刺さった乳首を噛んで来る。
「乳首にニードルぶっ刺されて勃起してんじゃねぇよ」
「ぐ、ぅ…それ見て、勃起してるてめぇも異常だろ…」
藍堂の膝上に乗っている所為で、ちょうど俺の勃起した性器に同じく勃起した藍堂の性器が当たる。
「お互い様って奴か。早くてめぇのチンコ俺に寄越せよ」
「っは、だったらさっさとニードル抜け」
「はいはい」
「っん、はぁ…」
ズルっとニードルを抜かれ、またポケットから取り出されたピアスを嵌められる。
まだ血が零れる乳首に、シルバーのピアスが光る。それが卑猥でゾクリとまた興奮した。
ジクジクと熱を持つ乳首を自分で軽く触れば、痛みと快感が身体を走り危うくイきそうになった。
「なにオナってんだよ」
「うっせぇな、良いだろ」
「さっさとヤんぞ」
「いってぇ」
藍堂に乱暴に地面へと落とされ背中を打った。藍堂はそんな俺を見て舌舐めずりをしながら、ズボンをパンツごと脱ぎ捨てた。
藍堂の性器は完勃ちで、先走りがダラダラと零れている。相変わらず先走り多いなコイツ。
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