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「んっ、俺の言葉責めに…っぁ…感じてるくせに…」 「っあ、ちがっ…ながの…もう、出るっ…」 違うと否定したいけど、確かに俺は永野の言葉に興奮して感じていた。 既に限界だったが何とか耐えながら、腰を押し付けて奥を細かく突き上げる。 俺は無意識に、イって良いよという永野の指示を待っていた。 「…ながのっ、出したい…」 「…出したいなら、なんて言うの…?」 「っはぁ、イかせて…下さい…」 「…本当犬みたいだね、久我…いいよ」 「っく、ぁ…イくっ…っあぁ…」 「っんっ…あ、はぁ…」 永野の背中が浮く程思い切り腰を突き上げれば、俺は永野の中に精液を吐き出した。 **** 「絶対違う…俺は断じてドMじゃねぇ!」 「いい加減自覚したら」 危なくドMへの道を進んでいたぞ俺。 何だよイかせて下さいって!それは永野が言うべきセリフだろ!! 「仲間居るじゃん。バリタチのドM」 「え、誰」 「神崎」 いやでも、神崎は痛いのが好きで、俺は痛いのは嫌いだし神崎みたいに殴られて勃起はしない。 って事は、別に俺ドMじゃなくね? そーだよな!神崎みたいにボコボコにされて、身体中にピアス穴開けられて勃起するはずないしな! 「なんだ、やっぱり俺ドMじゃねぇじゃん」 「でも、神崎はアナル感じないよ」 なんだって。

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