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「じゃあ、俺の事抱くか?」 「何でそうなる。抱かねぇよ」 「なら、視姦してくれ」 そう言って田渕は性器を握り直し、上下に擦り始めた。 つまり田渕がイくまで見ていろという事かよ。男の自慰なんか見て何の得があるんだ。 そう言いつつ、俺はオナる田渕に目を向ける。 「っふ、ん…」 目を伏せ先走りの零れる性器を抜く田渕は、頬を赤く染め、薄く開いた口から熱い吐息を漏らす。 いつもベラベラと変な発言しかしない田渕が、こんな風に大人しくなる姿は初めて見た。 田渕は変態だが、顔は意外に整ってんだよな。田渕はどちらかと言えば中性的で、眼鏡越しの目は睫毛が長い。 気付けば俺は、田渕の事をジッと眺めていた。 「っ榊原…、俺のここ見てくれ…お前の所為で、こんなになってるぞ…」 田渕は興奮している様で、息を乱し俺に見せ付けながら性器をぐちゅぐちゅと扱く。 確かにあり得ない量の先走りが零れて、田渕の手を濡らしている。 俺の所為でってのは気に食わないが、気持ち良さそうにする田渕。 見ているだけの俺は、する事が無くて暇だ。するとふと田渕の鞄が目に入る。 そう言えば、田渕の鞄にはアダルトグッズが入っていたよな。 俺は鞄を手に取り中を覗く。そこにはやはり大量のいかかがしい玩具が入っていた。 見た事無い奴ばっかりだな。この異様にボコボコした細長いのは何だよ。 鞄を漁ると、俺が使った事のある電マが目に入る。 これなら、俺でも使えるな。

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