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「田渕、ローション持ってるか」
「勿論!」
「永野、先に挿れてやるからそこに寝て足開け」
「うん」
言った通り永野は床に寝転んで足を開く。俺は田渕からローションを受け取り、バイブにかける。
そして物欲しげにバイブを見つめる永野のアナルにバイブの先をあてがい挿入して行く。
慣らしてねぇけど、永野はネコだし平気だよな。
「っあ、ん…」
「いてぇか?俺的には痛がって欲しいんだけど」
「…痛く、無い」
「だろうな」
俺は若干永野の反応に物足りなさを感じつつ、バイブを真ん中の持ち手のある所まで挿れて手を離す。
次は俺か。慣らすのは面倒だし、この太さなら余裕だな。神崎の粕チンと変わらない。
そして俺は永野の上に跨りバイブの先にアナルをあてがうが、バイブの角度が合わず中々難しい。
「入らねぇ」
「俺が手伝ってやろう」
すると傍で見ていた田渕が、バイブを握りバイブの角度を変える。
先程よりバイブを緩くカーブさせた事により挿れ易く為った。
俺は永野の顔の横に両手を付き、腰を下ろして行く。
「っは、入った」
「んっ、藍堂が動くと…奥に入って来る…」
「そこが双頭バイブの素晴らしい所だ!一人が腰を動かすと一緒に相手も気持ち良くなれる、ネコ同士にピッタリな玩具だ!!」
熱くバイブについて語る田渕が鬱陶しいが、俺は無視して腰を動かす。
俺が腰を下ろすとバイブは永野の奥まで挿り、腰を上げるとバイブも上に動く。
確かにネコ同士には最適だな。
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