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複数の指が俺の胸元、脇腹、腹筋をなぞる。勿論、俺は感じるはずも無く、寧ろ気色悪くて鳥肌が立つ。だが男どもは興奮し、徐々に行為を進めて行く。
「やべ、俺勃った」
「俺も。なぁ、下も脱がそうぜ」
「待て。それは俺がやる」
すると側で見ていたリーダーが、俺のズボンに手を掛けた。そいつも勃起していて興奮した様子だ。
やべ、マジで反吐が出る。イツメンならまだしも、こんなカス共に好き勝手される気は無い。
俺は、乳首を弄ってくる奴の股間に足を伸ばして思いっきり爪先をめり込ませた。
「いっ!」
「てめぇの粕チンで俺をイかせるられんのか?」
「っあ、ぐ…」
グリグリと勃起した性器を爪先で押し潰せば、男は悶絶しながらもガクガクと腰を振る。そしてあっという間にイった。こいつは早漏か。
「もうイったのかよお前」
「てめぇも、いつまでも触ってんじゃねぇよ」
もう一人の男の股間を膝で押しあげれば、男は身体を震わせた。そのまま力任せに膝で性器を潰し、亀頭をごりっと擦れば簡単に床に崩れ落ちた。
「へぇ、やっぱ慣れてんだな」
「全然悦くねぇんだよ、触るな」
「ぜってぇイかせてやる」
残ったリーダーは俺の言葉で益々調子に乗り、ズルっと俺のズボンを下着ごと下ろした。露わになった俺の性器は勿論萎えてる。
リーダーはゴクリと喉を鳴らすと、俺の性器に手を伸ばした。そしてぎゅっと握り込む。そのままぐにぐにと揉み始め、同時に俺の身体に舌を這わせ始めた。
その感触に鳥肌が立ち、直ぐにでも殴り飛ばしたかったが、ガッチリと身体を二人に抑え込まれていてそれが出来ない。
「っは、これが、藍堂の身体…」
「っこの、気色悪りぃんだよ」
すっかり興奮状態のリーダーに性器を好き勝手弄られながら、身体をベロベロと舐め回される。
感じるどころか身体中に悪寒が走り、吐き気まで襲って来た。このままゲロをぶっ掛けてやろうかくそ。
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