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「ひっ、永野、いたっ、あぁッ」
「本当犬みたい。そんなに腰なんか振ってさ」
靴底で上下左右にグリグリと押し潰すと、久我は流石に痛いのか俺の上にガクリとのし掛かる。それでも性器は萎える事なく、俺の足を押し返す勢いで勃起してる。
流石、Mっ気のある久我は違うな。
少し重いけど、身体を不規則に痙攣させる久我が面白くて、俺は爪先で陰嚢を押し上げてみた。
「ッーー、うぁ、いっ、やめ、出っ」
「俺に挿れる前にイきそうだね、久我」
身体を仰け反らず久我は、イヤイヤと首を振る。そんなに俺に挿れたいのかな。
パンパンに膨らんだそれを、普通だったら萎えてしまいそうなくらいの力で押し潰しても、久我は感じてる。
「だめだ、ながのっ、も、出る…つーー」
「っん」
そしてとうとう久我は、俺の顔にまで精液を飛ばしてイってしまった。
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「うう、永野ひでぇーよ」
「勝手にイったのは久我だよ」
「っぐ。最近最後までしてねぇじゃん」
結局俺は永野に挿れる事無く、一人でイってしまった。続きをしようにも、もう永野は満足した様子。俺は永野を抱っこして訴える。
せっかく挿れるチャンスだったのに、ちんこ踏まれてイくとか!もう嫌この身体!
「そんなに挿れたかったの」
「当たり前だろ!」
「じゃあ、田渕とかに頼めば?」
「俺は、永野に挿れたいの!」
「なんで?」
え、それ聞くの?永野はジッと見上げて来る。そう言えば俺、永野にまだ告白してないよな。これ、今言うチャンスなのか?!
「それは永野が」
「俺が?」
「す、」
「す?」
「す、すすす…だあ!恥ずかしい!!」
俺のヘタレ!永野の前であんな醜態を晒しておきながら、告白できないなんて。
告白なんて今更な気もするけど、俺は永野を俺のものにしたいんだ。がんばれ俺。
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