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榊原の喪失
永野と榊原誘惑作戦で、遂に榊原を俺達で勃起させる事が出来た。残念ながら最後まで出来なかったけど、俺はまだ諦めて無いぞ!
今日こそ、榊原のちんこを挿れて貰う!
と俺は意気込み、いつもの空き教室で榊原とたむろしていた。俺がそんな事を企んでるとは知らず、榊原はさっきから携帯を弄っていた。
「女の子とメールか?流石モテモテな榊原だな」
「あー、しつこいから断ってる」
「榊原が断るなんて珍しいな!」
「俺だって、誰でも言い訳じゃねぇよ」
「なら、俺は?」
すると榊原の手がピタリと止まった。俺はそんな榊原にニヤリと笑みを浮かべ、のしっと膝上に乗り上げる。
「もしかして、遂に榊原も男に目覚めたとか?この前俺と永野の前で勃起したしな!」
「…ちげぇ、あれは…たまたま偶然だ」
「たまたま偶然で、男に勃起するやつなんて中々いないと思うぞ?」
俺の結構責めた言葉に、榊原は珍しく顔を歪めて黙り込んでしまった。榊原自身もきっと、俺達相手に勃起してしまった事に戸惑ってるのだろう。
後は、俺が榊原を気付かせてやるだけだな。
榊原はもう、ノンケじゃないって。
「榊原、っん」
「な、っ」
俺は榊原の首に腕を回して、グッと唇を押し付けた。榊原は驚いて目を見開いたが俺を突き放す事はせず、ただ俺の好き勝手なキスを受けている。
ちゅっちゅっと唇を吸い、上唇と下唇の隙間を舌先でなぞる。すると榊原の口が小さく開き、俺はそれを見逃さずに咥内へ下を差し込んだ。
「ふっ、は…ん」
「ッ、」
眼鏡がカチャカチャとぶつかりながら、俺は榊原の咥内を味わう。するとさっきまでされるがままだった榊原も、俺に舌を絡ませて来た。
やっぱり榊原のキスは気持ち良い。俺の性器はそれだけであっという間に熱を持ち勃ち上がる。
俺はもじもじと太ももを擦り合わせながら、舌を伸ばして榊原のキスに応える。
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