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「ああっ、さかきばらッ、きもち、んんっ」
「はっ、何なんだよお前…」
榊原の頭をぐしゃっとかき抱き、後ろに身体を仰け反らせる。眼鏡がズレて視界がぼやける中、俺の胸を舐め回す榊原を見つめる。
すると榊原が思い切り乳首にガリっと噛み付いてきて、俺は身体を跳ね上げそのまま空イきしてしまった。
俺はズルズルと身体から力が抜けて、榊原にもたれ掛かる。
「は、はあ…榊原、勃ったか?」
「田渕、お前、なんでそんな…」
「ん?」
何が言いたげな榊原だが、俺がぼんやりと虚ろな意識の中見上げると、榊原はふいっと顔を逸らしてしまう。
榊原の股間せ視線を移して見れば、完全にでは無いが、確かにズボンを押し上げて勃起していた。
たちまち俺は嬉しくなり、榊原のズボンに手を掛け前を寛がせて行く。
「田渕、何やって」
「やっぱり、これは偶然じゃないよな?」
「っ、」
半勃ちの性器を握りながら榊原を見上げれば、榊原の顔が微かに紅く染まり、口篭る。
俺はそんな榊原が可愛くて仕方なくて、その熱を持ち始めた性器に舌を這わせた。
二回目の榊原の味。あの時と一緒で、すごく美味しい。
俺はうっとりと眺めながら、夢中に性器にしゃぶり付く。
「はむっ、んんっ…ふ」
「っ、田渕…」
裏筋を根元から先端までツーっと舐め上げ、ちゅぱちゅぱとわざと音を立てて亀頭を吸う。
榊原は顔を背けながらも、口からは微かに吐息を零している。そして性器も、どんどんと質量を増していき、先走りまで溢れて来た。
それを零さないようにじゅっと吸うと、ピクッと榊原の身体が震えた。どうやら榊原は先端が弱いらしい。それに気付き、俺は根元を扱きながら亀頭を口に含んで舌先で舐め回す。
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