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「っあぁ、さかきばらっ、んんっ、ふかいッ」
「っ、なんだ、これ…きつ…」
とうとう榊原の性器が俺の中へ挿入された。初めての榊原の性器の感覚に、俺はもう意識が飛んでしまいそうだ。それ程に、榊原のそれは気持ちが良く、俺の身体は悦んでいた。
榊原も、初めて男へ挿れる感覚に困惑しているのか、表情を歪め、額には汗を滲ませていた。
いつも女を抱く時、榊原はこんな顔をしているのか。
「ひっ、んあっ、もっと、いっぱい…突いてくれっんんっ!」
「っく、田渕、締めんな」
榊原に腰を掴まれ、グッグッと深く腰を押し付けられる。その腰に響くような快感に、俺はもう限界だった。
頭が真っ白で、もう何も考えられない。
「っあぁん、さかきっ、はぁっ、も、ッーーー」
「っ、は…田渕っ」
そして俺は、身体を痙攣させながら意識を飛ばしてしまった。
****
「っは!榊原?!」
「あぁ、起きたか」
「あれ、俺…?」
「途中で飛んだんだよ、お前」
「なんだと?!」
何という事だ!せっかくの榊原との最後までの初セックスだったのに!気絶なんて、勿体無さすぎるじゃないか。
「榊原!もう一回しよう!」
「ざけんな、少し整理させろよ…」
「何をだ?」
「いろいろだ!俺はとうとう男に突っ込んだんだぞ。あれだけありえねぇって思ってたのに…」
「ふはは!これで榊原も俺達の仲間入りだな!」
「はぁ、ありえねぇって…あいつらにもなに言われるか…」
「ところで榊原、榊原は俺に突っ込んでイったのか?」
「………」
「榊原?」
「…俺、お前らと縁切ろうかな」
「ちょ?何を言ってるんだ!!なぁ、イったのか?俺に挿れてイっ」
「黙れ淫乱変態眼鏡野郎」
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