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****** 「榊原が冷たい!!」 「どうした急に」 「うっせぇ田渕」 「最近、榊原が俺に対して冷たいんだ。エッチした日から…」 机に突っ伏して喚く俺。そんな俺を怪訝そうに見る神崎と、面倒臭そうに睨む藍堂。久我と永野は放課後デーとだそうだ。 「確かに、最近女遊び増えたな。現に今も女の所だしな」 「神崎もそう思うだろう?!」 榊原に手を振り払われてしまった日から、榊原が俺に対して冷たいというかぎこちなくなった。 いつものように軽いスキンシップを取ると何故か避けられ、二人で空き教室に行こうとしても、女子との約束を優先されてしまったり。 これは完全に、避けられてるとしか思えない。 「俺らより、女の方が良くなったんじゃねぇの?」 「な、なんだって?!」 「だからうっせぇ」 藍堂の何気無い言葉が思い切り突き刺さる。 やっとノンケだった榊原が俺達相手に勃起して、エッチしてくれる様になったのに! それなのに、今まで以上に女遊びをする様になってしまったら、俺の努力が水の泡だ。 もう、榊原は俺達と一緒には居てくれないのか…? 「田渕は、榊原とどうなりてぇの?」 「毎日エッチをいっぱいしたい!!」 「そ、そうか」 「は、きめぇ」 「それって、付き合いたいって事か?」 「付き合う?」 神崎の言葉に、俺の思考はストップしてしまう。

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