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「なら消去法で、榊原だな」
「榊原に抱かれたら俺、何かに目覚めそう」
「普通に嫌だ」
「それ普通に傷つく!」
というか、一応タチの俺らで何喋ってるのか。
「はー…永野とヤりてぇ」
「ネコ共呼ぶか」
「乱交だな」
「想像したら勃った」
「見せ合いとか滾るな」
「それなら藍堂もやりそうだな」
ポツリポツリと呟く俺ら。久我はもう勃起してるし。
「とりあえず、俺らでヤっちゃう?」
「俺らでするとなると、俺が真ん中になるパターンかこれ」
「俺が榊原に突っ込んで…結局榊原が久我に突っ込む事になるけどな」
「あー榊原に抱かれちゃう」
「もうどーでも良くなってきたわ」
「榊原ならまぁ、イけるかな。殴ってくれれば」
興奮して俺らでヤろうとまでする始末。
「よーし、ばっちこい!」
「仕方ねぇな、啼かせてやる」
「なら俺はとりあえず、殴ってくれ」
バッと制服を脱いだ久我に続き、ノリノリで胸元をはだけさせる榊原。そして同じく脱ごうとする俺。
すると。
「お待たせ〜ってっ、すごい光景だな!」
「何でみんな半裸…?」
「むさ苦しいな」
「ぎゃあ!!」
「………」
気色悪い声を上げる久我。真顔で我に返る榊原。
まじ、何やってんだ俺ら。
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