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ネコ組の性事情
「榊原がとにかくエロくてな!最高だったぞ!」
「榊原タチじゃなかったんだ」
「っは、アイツも遂に脱処女か」
「今度、榊原の可愛い姿見せてやるな!」
「ちょっと気になる」
「アイツのみっともねぇ姿は興味あるな」
久我が榊原に呼び出されたみたいだから、俺は田渕と藍堂と一緒に駄弁っていた。
「気になったのだが、2人はタチはやってみたくならないのか?」
「は、何で俺が男のケツに突っ込まなきゃなんねぇんだよ」
「藍堂は根っからのネコなんだな!永野は?」
「俺も、タチは別にしようとは思わない」
「そーなのかー。タチも気持ち良いし、楽しいぞ!」
自分がタチをしようと思った事、一度も無いかも。挿れられるのは普通に好きだし。
「藍堂はそんなに鬼畜なんだからてっきり、俺のちんこで突かれて嬉しいんだろ?このマゾ野郎、とか言いそうなのにな!」
「言いそう」
「それ相手誰だ」
「神崎」
「萎える」
確かに藍堂がタチだったら、典型的な鬼畜攻めっぽい。
「永野は可愛いから、最近流行りのショタ攻めだな!」
「俺、ショタじゃない」
「永野は突っ込んでも喘ぎそうだな」
「喘ぎ攻めか!萌えるな!」
「喘ぎ、攻め…」
よく分かんないけど、確かに声は出ちゃうかも。
「じゃあ!もしもだが、抱くなら誰が良い?彼氏以外で!」
「何だよその質問。てか彼氏ってキモ」
「抱くなら…」
「俺は断然、永野だな!実際抱かせて貰ったしなー」
「俺も、永野だな。久我は論外だし、榊原はアナル慣れてねぇし、神崎はゲロ吐くしな」
2人に選ばれた俺は、喜べば良いのかなんなのか。
「俺は…、藍堂かな」
「おぉ!意外だな!神崎かと思った!」
「何で俺」
「綺麗だし」
「は」
「突然の永野の口説きに藍堂が固まってしまった!」
あと単純に、気持ち良さそう。俺が動かなくても、勝手に動いてくれそうだし。殴られるのは嫌だけど。
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