133 / 135

ネコ組の性事情

「榊原がとにかくエロくてな!最高だったぞ!」 「榊原タチじゃなかったんだ」 「っは、アイツも遂に脱処女か」 「今度、榊原の可愛い姿見せてやるな!」 「ちょっと気になる」 「アイツのみっともねぇ姿は興味あるな」 久我が榊原に呼び出されたみたいだから、俺は田渕と藍堂と一緒に駄弁っていた。 「気になったのだが、2人はタチはやってみたくならないのか?」 「は、何で俺が男のケツに突っ込まなきゃなんねぇんだよ」 「藍堂は根っからのネコなんだな!永野は?」 「俺も、タチは別にしようとは思わない」 「そーなのかー。タチも気持ち良いし、楽しいぞ!」 自分がタチをしようと思った事、一度も無いかも。挿れられるのは普通に好きだし。 「藍堂はそんなに鬼畜なんだからてっきり、俺のちんこで突かれて嬉しいんだろ?このマゾ野郎、とか言いそうなのにな!」 「言いそう」 「それ相手誰だ」 「神崎」 「萎える」 確かに藍堂がタチだったら、典型的な鬼畜攻めっぽい。 「永野は可愛いから、最近流行りのショタ攻めだな!」 「俺、ショタじゃない」 「永野は突っ込んでも喘ぎそうだな」 「喘ぎ攻めか!萌えるな!」 「喘ぎ、攻め…」 よく分かんないけど、確かに声は出ちゃうかも。 「じゃあ!もしもだが、抱くなら誰が良い?彼氏以外で!」 「何だよその質問。てか彼氏ってキモ」 「抱くなら…」 「俺は断然、永野だな!実際抱かせて貰ったしなー」 「俺も、永野だな。久我は論外だし、榊原はアナル慣れてねぇし、神崎はゲロ吐くしな」 2人に選ばれた俺は、喜べば良いのかなんなのか。 「俺は…、藍堂かな」 「おぉ!意外だな!神崎かと思った!」 「何で俺」 「綺麗だし」 「は」 「突然の永野の口説きに藍堂が固まってしまった!」 あと単純に、気持ち良さそう。俺が動かなくても、勝手に動いてくれそうだし。殴られるのは嫌だけど。

ともだちにシェアしよう!