134 / 135

2

「でもやっぱり、いつもタチな方を抱くのが良いな!開発したい!」 「実際、榊原の開発したんだろ」 「まぁな!でも、もっとド淫乱にしてやりたい!」 「ちょっと榊原が可哀想」 「久我の開発したお前が何言ってんだよ」 「その点、神崎を無理矢理開発しようとしない藍堂は優しいな!」 「あぁ?」 「確かに」 「てめぇら纏めて犯すぞ」 「アナルでか?」 「流石バリネコ」 「………」 あ、藍堂が無言で怒ってる。これ一番危険なやつ。 「まーまー、俺ならいつでも抱いてやるからな!」 「俺も、抱いてあげるよ」 「ふん」 田渕が藍堂の肩を抱き、俺は藍堂の膝上に座って宥める。 「ほら、ちゅーしてやるぞ!」 「っん、いらねぇよ」 「俺も、触ってあげる」 田渕が藍堂にぶちゅっと思いきりキスしたから、俺は藍堂の服に手を突っ込む。 「最近、藍堂のエロさ増したよな!」 「確かに。前より、ネコっぽい」 「は、ぁ?つか、舌入れんなきめぇ」 「俺も、藍堂とちゅーする」 「む、ぐ…お、ぃ」 田渕が藍堂の唇をペロペロと舐めているのを見て、俺も便乗して藍堂の唇に吸い付いた。 「そう言えば藍堂、文化祭の時榊原にキスされて腰抜かしてたよな」 「あれはエロかったね」 「っせぇ、知るか…」 2人で藍堂の唇を貪ってるけど、なんだかんだ藍堂も抵抗しない。意外に、キス好きなのかな? 「っはぁ、やばい、興奮してきた!」 「ふっ、俺も」 「っは、発情してんなよ」 そういう藍堂も、自分から舌伸ばしてきてるし。

ともだちにシェアしよう!