4 / 15
第4話
ふと目が覚めると朝の5:00。いつもの時間に目が覚めた。
優成はずっと僕の事を抱きしめながら寝てくれていた。起きたら謝ろう迷惑かけちゃったし…
「ん…茜、おはよう」
「おはよう。」
「あの後から寝られた?」
「うん!大丈夫だよ。あ、え、えっと…」
「どうした?」
「え、えっと……昨日はめ、迷惑掛けて…ごめんなさい……」
「謝らなくていいよ…そういう時は笑ってありがとう、でいいんだよ。」
「ありがとう…!ありがとう!」
「いいよ。さてと!朝ごはん作んなきゃだね。」
「うん。」
「かと言って俺料理出来ないから作れない笑笑」
「そうなの?笑笑料理作ってそうなイメージだった笑笑」
「なにそのイメージ笑笑残念!出来ません!笑笑」
「じゃあ僕作るね!」
「茜、料理作れるの!?」
「作れるよ笑笑」
「作れなさそうなイメージ笑笑」
「何それ笑笑出来るよ笑笑」
「じゃあお願いしていい?料理すると必ず皿割るからお前は料理するなって言われた笑笑」
「お皿割るの笑笑あ…また今度簡単なやつ一緒に作ってみる?」
「茜とならなんとかなりそうだし作る!」
「じゃあまた作ろうね!」
「おう!」
「じゃあ作ってるから準備しててね!」
「分かった。茜の分も準備しとく。」
「ありがとう!」
なんか同棲っぽい会話だなぁ…幸せ…。
朝ごはんをパパッと作って並べる。誰かにご飯作るのって何気に初めてかも…?
ともだちにシェアしよう!