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第6話
「さて!そろそろ行こうか。時間的に…ね。」
「あ、うん!話すの楽しくって時間忘れてた笑笑」
「俺も笑笑あ、手、繋ご!」
「うん!繋ぐ!」
手を繋いで駅まで歩く。ちょっと恥ずかしい。優成と話しながら会社へ向かっていると…
「おーい!おは…………!?」
「ん?どうした?」
「いやいや!どうした?じゃないわ!茜と優成つ、付き合ってんの?」
「うん。付き合ってるよ。ね、茜。」
僕は赤くなりながら頷く。
「ふーん…あれ、茜って…Ωなの?」
「いや、茜はβだよ。」
「え?でも優成はαだろ?」
「うん。そうだよ?」
「ふーん…なんか組み合わせ謎だな笑笑いろんな意味で」
「謎じゃないよな!茜!」
「な、謎じゃない…と…思う………けど……」
「よく分からんがおめでとさん!」
「ありがとう。みんなの前で宣言してやろうかな…?茜は俺のだって…」
「や、やめて!恥ずかしい…」
「可愛いな!好きだよ。」
「僕もだけど…!先輩居ること忘れてない?笑笑」
「あ、そうか、先輩か。」
「え!?忘れられてんの!?笑笑」
「忘れてました笑笑先輩なんだ…へぇー…」
「お前ー!笑笑絶対知ってるだろ笑笑」
2人きりでも良かっただろうけど先輩が居るのも悪くないかも。
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